老人ホームとユニット型

新しく設置される特別養護老人ホームについては、ユニット型(新型・ユニットケア型)と呼ばれるタイプがほとんどを占めています。ユニット型というのは従来の入所者全体をひとまとめにして介護などのサービスを行う方法とは異なって、10~15人程度を1ユニットとして細やかなサービスを行うもので、比較的一般の家庭に近い環境で生活できるというものです。ユニット型の特別養護老人ホームにはこの他にも、
1.ユニットごとにスタッフを配置するため、介護や看護が細やかに行われ、緊急を要するような場合にもスムーズな対応ができる。
2.規模を小規模に区切ることで家族のような親近感を実現できる場合がある。
入所者とスタッフの距離が近くなることにより各入所者の生活に深くかかわることが可能となる。
3.利用者に苦情や相談、要望や悩みがある場合により多くの時間を割いて対応することができる。
4.入所者自身が主体性を持って行動することが多くなる、あるいはその機会が増える。
などの多くのメリットがあると言われています。
しかし一方で全個室制が前提となっているため、費用面から見た場合、入所者が負担する基本利用料以外にも家賃相当分の負担がかかり、以前のタイプの特別養護老人ホームと比較して2倍位以上、時には3倍近くなることもあり、一概に歓迎されるケースばかりではないという現実もあります。
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